皆さん、こんにちは。キャリア大学学長のじんじみんです。
今回はちょっとしたコラムです。この記事を読んでくださっている方は、現在学生で就職活動中の方が多いと思いますが、皆さんは就活に向けてどのような本を読まれているでしょうか?
”四季報”や”業界地図”、あとは、「絶対内定」「確実内定」と謡われた新卒向けのメソッド本でしょうか。勿論、そのような本はすぐに役に立つと思いますし王道かつ正攻法だと思います。ただ今回僕は皆さんに、”転職”について書かれた本も追加で読まれることをお勧めします。
なぜ新卒の就職活動に”転職”の本が必要なのか?
読まれている方は、新卒の本だけ読んでいたらいいのでは?転職についても記載されている本も多いし十分なのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、僕はそうは思いません。
皆さんご存じの通り、徐々に転職前提の時代に移り変わっており、キャリアの途中で転職を経験する可能性は昨今大きく向上しています。自身のキャリア感はさておき、今後の社会の中で生き抜くには、一社目を選択する時から、二社目・三社目で働く可能性もある、という前提を持っていなければなりません。
そう考えると、”転職”をする時に必要な経験やスキルに対する理解を、これまで以上に持っておく必要があります。そのためには、新卒について書かれた本ではなく”転職”の本を読んでおくほうが安心なのです。
転職市場の概観や、転職をする上で重視されるポイント、等押さえて新卒時のキャリア選択に活かせたら良いので、読むのは1~2冊程度で良いと思います。
最後に、僕がおすすめする”転職”本を簡単にご紹介します。
”転職”に関するオススメ本
①『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』(北野唯我 著)
”会社に残るべきか辞めるべきか?”、”経験者採用に優しい会社とは?”、”転職に求められる経験やスキルとは(年代別)?”等をストーリー形式で分かりやすく解説している本です。非常に読みやすいため、まずはこの本から読んで”転職”の概観を把握することをお勧めします。
②『「いつでも転職できる」を武器にする』(松本利明 著)
外資系大手コンサルティング会社であるPwC、マーサー、アクセンチュアなどのプリンシパル(部長級)を経た人事コンサルタントが執筆しており、”自分に合った市場の見極め方”、”市場価値の高め方”をコンサルタント視点から解像度高く説明している本。僕の中では①が入門、②が実践の位置づけなので、①の後に読むと、転職への捉え方がよりクリアになると思います。
では、今回はこちらで以上です。
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